フェアウェイ用芝刈り機
I-GINS

コース管理の自動化でゴルフ場の運営をもっと効率的に

I-GINS搭載のフェアウェイモアを初めて見たのは、神奈川県地区のキーパー会でのこと。雨の中フェアウェイを無人機が芝を刈っている様は今でも鮮明な記憶として残っています。

直進性に優れターンも丁寧で、カットラインを見れば精度の高さが否応なしに伝わってくるので、「このシステムは使える・オーダーすれば殆どの事はなんでも出来る」と確信しました。

導入試験では慣れた者でも気を遣う幅の狭い橋を渡り、ホール間を移動しながら複数ホールを正確に刈り、導入に必要な性能を十分に満たしていました。今では、夕闇間近のコースで無人機のランプがあちらこちらで動いているところを見るのが楽しみの一つとなっています。

芝は刈れば刈るほど良くなると聞きます。芝を刈るためには人手が必要であり、限られた人員では刈り回数を増やすことは容易に実現できるものではありません。又、人によって刈り方が違ってくる為、均一な刈込みや際の刈込みにムラが出てしまう。芝の精度、品質向上を如何にすべきか・・・・この問題を解決するものが夜間でも運用できる芝刈りロボットでした。

芝刈りには人手も時間も必要ですが、夕方から夜間にかけての自動刈りは、刈り回数を増やせただけではなく、そこには何回かっても人件費に殆ど影響しないというメリットがありました。またフェアウェイ刈りを自動化したことで、省力化はもとより今まで手の行き届かなった部分に人手をかけられるようになり、コース全体の質が向上しました。

他に先駆けて最新鋭のI-GINS搭載芝刈り機を導入した効果はまだ有ります。若手のコース管理職員が率先して運用方法などを提案するなど、より良い美しいコースにしたいとの気概を感じられるようになりました。これは何物にも代えがたいものです。